アグリテック保久土

中山美智也さんは、代々続く農家の跡取りの11代目。昭和50年に無農薬米の栽培を開始、各農法を経て現在独自のスパルタ自然農法にて栽培しています。
「自分は農家であるため、娘を遊びにつれていくこともできないが、安心で安全なお米を作ることができると思い、無農薬栽培のお米を作ることを始めました。」その自然栽培は受け継がれ、息子さんと共に安全なお米作りに取り組んでいます。

「スパルタ自然農法」とは、農薬、化学肥料、有機肥料などの異物を入れず、自然のままの状態で稲を栽培する方法です。
田んぼに外部のものを入れず、田んぼで採れた稲わらや米ぬかなどを田んぼに返し、土づくりを行います。
自然栽培で作られたお米は、とにかく雑草や虫との闘い。
雑草をやっつけるための除草剤、虫が発生した時や、虫や病気が発生しないように使う農薬、作物に栄養を与える化学肥料を一切使っていないため、一般的な農法のお米と比べると、二分の一の収穫量になってしまうのです。量が少ない分、とても貴重で価値のあるお米です。